お知らせ

2021.11.28

光心寺の壁に、エコアートアーティスト綾海の「無量光」完成

無量光制作ログ

 

以下、アーティスト綾海より

廃材を絵の具に変え循環を生むエコアートアーティスト綾海による古寺壁画プロジェクト

タイトル:無量光

絵の具素材:竹

阿弥陀仏の発する十二光の一。 永久に無限の恵みをもたらす光明。無量無辺光。     群馬県高崎市吉井町にある光心寺の壁に絵を描かせていただきました。 再生古寺であるという経緯と、捨てられるはずだったものに価値を生み出すエコアートが共感し合い作品が生まれました。 お寺の内容は変わっても、人が集まる場所として機能し続けているこのお寺に 「いつどんな時も見守っている神様のようなもの」を描こうと話し合いました。 神様は人によっては形があったりなかったり、人の形だったりそうでもなかったりするため 具象的な神様ではなく、暖かい太陽を神様として描きました。 そこから伸びている白い光は 神様の導きや時の流れです。 それを先導する生命としての先生としてイルカと白鷺を描きました。 この流れは今、お寺を通っています。 地面の光には、このお寺を訪れた人々が足跡を残していけるようになっています。  

エコアートについて

この壁画のペンキと作品そのもの、演出として竹が用いられています。 お寺の周りにある竹です。 本来は私たちの生活に便利なものとして人間の手で植えてきたものが、「竹害」と呼ばれるようになっている現実があります。 竹林が放置された結果、周囲の土地に侵入し、人間の住まいやその土地の生態系に被害をもたらします。 竹が使われた作品を観た画家さんがどんどん絵の具として使用したり、絵を観た人々が竹害について意識を向けるきっかけになればと思います。 また、今回の作品は、竹の色が変化した状態を想定して描いています。 今の青竹の状態も美しいですが、これから段々と美しくなるはずです。 劣化ではなく、色の変化を楽しめる作品です。  

こばなし

暖かい太陽を描こうと決めていたので初めは爽やかで丁寧な明るい絵でした。 ですが、主宰のみみさんの想いを聞くにつれ、だんだんと鮮やかに、眩しく、荒く、強く、でも暖かく、絵の具が塗り重なりました。 みみさんの想いを、みみさんを表現するにはこんな爽やかじゃダメだ!ってなっていました。笑 経過はこちら💁‍♀️ https://www.facebook.com/100003788606323/posts/2345065012296429/?d=n まだ実はみみさんと知り合って間もなかったのですが、今ではお互いに言葉がなくてもある程度何を思っているのかわかるようになりました。 その人のために絵を描く、ってそういうことなんだろうなと思います。

最後に

今回本当にたくさんの方に助けていただきました。 これは私の作品ではありません。 たくさんの方の力が合わさった作品です。